初等数学(高等学校,中学校,小学校で取り扱う数学)
のプリントを TeX(LaTeX) で作成する際に便利なマクロ集です。
こちら から,お入りください。
Japanese version only.
使用例です。
上図は png 画像ですから、品質がいまひとつです。
PDF ファイルで倍率を上げて
グラフ部分(EPS)の品質をご確認いただけると幸いです。
上の例における emath パッケージの特徴を幾つか述べてみます。
1. 図の周りにテキストを流し込むには,
wrapfig.sty で定義されている wrapfigure環境が標準的ですが、
enumerate環境下では使えない、という制約があります。
emathパッケージでは、
emathMw.sty で mawarikomi環境を定義して
その制約を外しています。
2. 関数のグラフを描画するのに
picture環境を拡張した zahyou環境を定義し
\YGurafu*{1-2*X-X*X}
というコマンドで、perl を呼び出すことで、
上図の放物線を描画しています。
利用している \specials は,
emathPh.sty では,tpic-specials
emathPs.sty では,PostScript で記述した EPS を作り、それを読み込みます。
3. enumerate 環境を修飾する方法をいくつか用意していますが,
上の例では
(a) 2行目以下を左に突き出す
(b) 行間を狭くする
などを実行しています。