emath saloon (Read Only)

新規発言一覧最新記事過去一覧検索HOME

スレッド

└◇556:
ユークリッドの互除法 [江戸] 01/31 23:55

 ├◇557:Re:ユークリッドの互除法 [tDB] 02/01 17:10
 │└◇559:Re[2]:ユークリッドの互除法 [江戸] 02/02 05:45
 │ ├◇560:Re[3]:ユークリッドの互除法 [石原 守] 02/02 06:53
 │ └◇561:Re[3]:ユークリッドの互除法 [tDB] 02/02 22:37
 │  ├◇562:Re[4]:ユークリッドの互除法 [石原 守] 02/03 06:07
 │  │└◇563:Re[5]:ユークリッドの互除法 [tDB] 02/03 08:24
 │  │ └◇565:Re[6]:ユークリッドの互除法 [石原 守] 02/03 09:06
 │  └◇564:Re[4]:ユークリッドの互除法 [江戸] 02/03 08:48
 │   └◇566:Re[5]:ユークリッドの互除法(ガウス整数環) [tDB] 02/03 14:39<-last
 └◇558:--- [---] 02/01 22:38


556● ユークリッドの互除法[ 江戸 ] 2008 01/31 23:55
2つの整数A,Bの最大公約数を求める筆算

  C)A B   ←ここ下線ひいて
  D) A' B'
       A''B''

は、emath のなかで出来るでしょうか。

 また、ユークリッドの互除法の筆算
                  _Q''_Q'__Q_
         )R )B ) A 
                      _RQ'_BQ_
                       R'  R 
 のような感じで、書きたいのですが、
 これもemathでできるでしょうか?
スレッド一覧


557● Re:ユークリッドの互除法[ tDB ] 2008 02/01 17:10
どちらもありません。
この際ですから,試作してみました。

http://emath.s40.xrea.com/temp/W19sty.zip

を前提とします。


%--- re556.tex -----------------------------------------
\documentclass{jarticle}
\usepackage{emathW}[2008/02/01]

\begin{document}
\begin{enumerate}[(1)]
  \item \verb|\gozyohou|

    \gozyohou{2952}{1368}

  \item \verb|\HissanGCM|

    \HissanGCM{2952,1368,3816}

  \item \verb|\Gozyohou|

    \Gozyohou{2952}{1368}
\end{enumerate}
\end{document}
スレッド一覧


559● Re[2]:ユークリッドの互除法[ 江戸 ] 2008 02/02 05:45
tDBさん、わざわざありがとうございます

 初心者ゆえ、お許しください。

 前提とするファイルを探しに行っても File Not Found と出ます。
 それから、私のメイン機が、閲覧を拒否されていて、だからこのsaloonしか
 見れない状態なんです。職場でも試してみます。

 ところで、たぶん、自動的に、計算までしてくれそうんんですが、
 普通の整数だけじゃなくて、複素数をいれたいのです。
 だから、pLaTex で、あのように書くためにどうしたらよいか
 教えていただければと思います。
 多項式の割算の縦型筆算は、emathにありましたよね。
 あんな感じで、最大公約数、最小公倍数、ユークリッドの互除法
 の筆算形式をpLaTeXで書きたくて、しかも、普通の整数じゃなくて
 整数のところに、文字式を入れたいわけです。
スレッド一覧


560● Re[3]:ユークリッドの互除法[ 石原 守 ] 2008 02/02 06:53
#556 を見て新しい命令を tDB さんに作って欲しいと解釈していました。
emath を使わなくても下のようにできます。

# W19sty.zip はリンク切れのようです。

\documentclass{jarticle}
%\usepackage{emath}
\begin{document}

$
\begin{array}{c@{}c@{}cc}
c & \Bigl) & a   & b   \\\cline{2-4}
d & \Bigl) & a'  & b'  \\\cline{2-4}
  &        & a'' & b''
\end{array}
$

$
\begin{array}{r@{}rrr@{}rrr@{}rr}
  &  & 3 &  &  & 6 &  &  & 2 \\\cline{2-3}\cline{5-6}\cline{8-9}
 72 & \Bigl) & 216 &  & \Bigl) & 1638 &  & \Bigl) & 2952 \\
  &  & 216 &  &  & 1296 &  &  & 2736 \\\cline{2-3}\cline{5-6}\cline{8-9}
  &  & 0 &  &  & 72 &  &  & 216 
\end{array}
$
\quad
$
\begin{array}{l@{}lll@{}lll@{}ll}
  &  & Q'' &  &  & Q' &  &  & Q \\\cline{2-3}\cline{5-6}\cline{8-9}
 R' & \Bigl) & R &  & \Bigl) & B &  & \Bigl) & A \\
  &  & R'Q' &  &  & RQ' &  &  & BQ \\\cline{2-3}\cline{5-6}\cline{8-9}
  &  & 0 &  &  & R' &  &  & R 
\end{array}
$

\end{document}
スレッド一覧


561● Re[3]:ユークリッドの互除法[ tDB ] 2008 02/02 22:37
>  ところで、たぶん、自動的に、計算までしてくれそうんんですが、
>  普通の整数だけじゃなくて、複素数をいれたいのです。

複素数?
高校の教育課程では,複素数の互除法は.....
emath として,複素数の計算を自動化する予定はありません。

>  多項式の割算の縦型筆算は、emathにありましたよね。
>  あんな感じで、最大公約数、最小公倍数、ユークリッドの互除法
>  の筆算形式をpLaTeXで書きたくて、しかも、普通の整数じゃなくて
>  整数のところに、文字式を入れたいわけです。

整数係数整式については,まだ試行段階です。
下のスタイルファイルを前提として
re559.tex がやっとというところです。

http://emath.s40.xrea.com/temp/W20sty.zip

% --- re559.tex -------------------------------------
\documentclass{jarticle}
\usepackage{emathW}[2008/02/02]
\usepackage{emathQf}[2008/02/02]

\begin{document}
\begin{enumerate}[(1)]
  \item \verb|\gozyohou|

    \gozyohou{2952}{1368}

  \item \verb|\HissanGCM|

    \HissanGCM{2952,1368,3816}

  \item \verb|\Gozyohou|

    \Gozyohou{2952}{1368}

  \item \verb|\iPgozyohou|

    \iPgozyohou{1,0,0,1}{1,0,1,0,1}
\end{enumerate}
\end{document}
スレッド一覧


562● Re[4]:ユークリッドの互除法[ 石原 守 ] 2008 02/03 06:07
emathW.sty v0.20 に以下のようにかかれているので
re559.tex をコンパイルすると警告が出ます。

\NeedsTeXFormat{LaTeX2e}%
\ProvidesPackage{emathW}[2008/02/01]%
\RequirePackage{emathQf}
スレッド一覧


563● Re[5]:ユークリッドの互除法[ tDB ] 2008 02/03 08:24
錯覚しました。(^^ゞ
No.561 におけるリスト re559.tex の2行目でしょうか

\usepackage{emathW}[2008/02/02]

を

\usepackage{emathW}[2008/02/01]

と訂正して下さい。

ついでに,補足を一つ。
\usepackage{emathQf}[2008/02/02]
は不要です。
emathW から emathQf は読み込まれます。
ここでは,emathQf のバージョンについての注文があるため,
明示しています。
スレッド一覧


565● Re[6]:ユークリッドの互除法[ 石原 守 ] 2008 02/03 09:06
> No.561 におけるリスト re559.tex の2行目でしょうか
> \usepackage{emathW}[2008/02/02]
> を
> \usepackage{emathW}[2008/02/01]
> と訂正して下さい。
ありがとうございます。

私の#560にはtypoがありますね。
自動化されると私のようなミスが避けられます。

スレッド一覧


564● Re[4]:ユークリッドの互除法[ 江戸 ] 2008 02/03 08:48
tDBさん、ありがとうございます。

>複素数?
>高校の教育課程では,複素数の互除法は.....

今、生徒たちと、整数を複素数に拡張してどういう性質があるのか調べていて、
もうすぐ発表段階です。報告書を作るときに、生徒にTeXで書かせるところです。
複素数の割り算筆算も、この生徒たちと考えてできるようになりましたが、
アルゴリズムは結構めんどうかもしれません。筆算でやっていても悩むところがあります。
というわけで、自動化をお願いしたわけではなく、pLaTeXで書くときに、どうすれば
よういかわからなかったのでした。もしかしたらemathの中にあるのかもと思って質問しました。

お手間をとらせてしまい、もうしわけありません。

石原さんのコメントと re599 とで、なんとかしようと思います。

 有難う御座いました。
スレッド一覧


566● Re[5]:ユークリッドの互除法(ガウス整数環)[ tDB ] 2008 02/03 14:39
この際,複素数演算を処理する
    EMcomplex.sty
に挑戦してみますか。
とりあえず,ガウス整数環に限定します。

http://emath.s40.xrea.com/temp/EMcomplex00sty.zip

を前提とする下のリストあたりからです。

% --- re564.tex --------------------------------------
\documentclass[fleqn]{jarticle}
\usepackage{EMcomplex}

\def\prGCM#1#2{%
  \Ggozyohou[\kekka]{#1}{#2}%
  \GMul\kekka{-1,0}\kekkai
  \GMul\kekka{0,1}\kekkaii
  \GMul\kekka{0,-1}\kekkaiii
\[  \prComplex{#1}と\prComplex{#2}の \text{G.C.M.} は,
  \prComplex\kekka ~(\text{or}~\prComplex\kekkai,~\prComplex\kekkaii,~\prComplex\kekkaiii) \]
}

\begin{document}
\begin{enumerate}[(1)]
  \item \prGCM{1,-3}{2,-4}
  \item \prGCM{1,6}{2,4}
  \item \prGCM{2,9}{3,1}
\end{enumerate}
\end{document}
スレッド一覧


558● ---[ --- ] 2008 02/01 22:38
この記事は何らかの理由で削除されました
スレッド一覧

CGIROOM