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└◇705:
Re:rectbox関連スタイルの実験以前版 [富山] 05/23 15:55

 └◇706:Re[2]:rectbox関連スタイルの実験以前版 [tDB] 05/23 17:22
  └◇707:Re[3]:rectbox関連スタイルの実験以前版 [富山] 05/23 18:35
   └◇708:Re[4]:rectbox関連スタイルの実験以前版 [tDB] 05/23 20:07
    └◇709:Re[5]:rectbox関連スタイルの実験以前版 [富山] 05/23 21:00
     └◇710:Re[6]:rectbox関連スタイルの実験以前版 [tDB] 05/23 21:39


705● Re:rectbox関連スタイルの実験以前版[ 富山 ] 2009 05/23 15:55
まず、私の要望に応えてこのような有用なマクロを公開して下さったことに感謝します。
丸角の枠線は前から使いたかったのですが、
ascmac.sty の itembox 環境や、fancybox.sty の ovalbox 環境では、
どうしても丸角と直線の部分のズレが気になって使う気になれませんでした。
tDBさんのおかげでようやく丸角の枠線が使えるようになってとても嬉しいです。

このマクロに関しては Wiki の解説に書いてあったように、
EMpsrectbox と breakpsrectbox を、
ページを跨ぐ場合と跨がない場合で使いわけるつもりです。
私の場合、この環境を使う回数は限られているので、
使い分けの手間やコンパイルの処理時間やEPSファイルが作成されることは、
それほど問題に感じません。

それで、基本的に思い通りになったのですが、少し質問させて頂きたいことがあります。

ページを跨いでテキストを枠線で囲む breakpsrectbox 環境を使うための
emathPsbb のスタイルファイルを使うためには、
磯崎秀樹氏の作られた eclbkbox.sty が必要なのですよね?
試しに eclbkbox.sty を外してコンパイルすると、

 ! LaTeX Error: File `eclbkbox.sty' not found.

と出て来ましたから。
このスタイルファイルはページを跨いで枠線が引けるのでとても重宝しています。

それで、私は自分の論文の縦書きの引用文の中で、
左右の罫線を消して上下にだけ罫線を付けたいと思って、
磯崎氏の eclbkbox.sty を少しだけ改変して個人として使用しています。

そして、eclbkbox.sty と emathPsbb.sty 併用すると、
eclbkbox の breakbox 環境を使った部分の左右の罫線が復活してしまうのです。
試しに、\usepackage{emathPsbb}をコメントアウトすると、
元の通り左右の罫線なしで表示されます。

別に LRonly オプションを使って左右の罫線なしを実現しても良いのですが、
その場合のコンパイルの処理時間と作成されるEPSファイルの多さには、
流石に少々気になります。私は eclbkbox.sty の breakbox 環境を多用していますので。

それで、ページ跨ぎ無しの emathPb の方は併用しても問題が無かったので、
ページ跨ぎ有りの emathPsbb の方でも同様のことができるのではないかと思いました。

tDBさんではない方が作ったマクロに、
更に個人的な改変を加えた環境でのことですし、
LRonly オプションでも実現できることなので無理は申せませんが、
両者を問題なく併用するやり方があるのであれば御教示頂けないでしょうか。
不躾ながらお願い申し上げる次第です。

(他人様のマクロを改変した環境でのことなので、
 サンプルの投稿は見送らせて頂きました)
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706● Re[2]:rectbox関連スタイルの実験以前版[ tDB ] 2009 05/23 17:22
> 別に LRonly オプションを使って左右の罫線なしを実現しても良いのですが、
> その場合のコンパイルの処理時間と作成されるEPSファイルの多さには、
> 流石に少々気になります。

[vrule] オプションをつけるとどうでしょうか。

% -----------------------------------------------------
\documentclass{tarticle} 
\usepackage{graphicx}
\usepackage[remake]{emathPs}
\usepackage{emathPsbb}
\usepackage{EMlayout}

\begin{document}
\repeatstr{□}{200}
\begin{jquote}
\begin{breakpsrectbox}[LRonly,vrule]
\repeatstr{△}{1000}

\repeatstr{△}{1000}
\end{breakpsrectbox}
\end{jquote}
\end{document}
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707● Re[3]:rectbox関連スタイルの実験以前版[ 富山 ] 2009 05/23 18:35
早速の御返事ありがとうございます。

> [vrule] オプションをつけるとどうでしょうか。

\vrule と両端のEPS部分で僅かに太さが違ってしまいます。
印刷しても凝視しないと判らない違いですがPDFで拡大すると判ります。
EPSのファイル数は飛躍的に減りますが、
それでも私の使い方だと百を超えるファイルが作られると思います。
確認の度にそれだけのファイルが作成されるのは正直に言って精神的にキツイです。
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708● Re[4]:rectbox関連スタイルの実験以前版[ tDB ] 2009 05/23 20:07
何を求めて
  emathPsbb.sty
にこられたのでしょうか。

pdf を作るのに,どのようなソフトをご利用でしょうか。
まさかに,dvipdfm(x) などではないのでしょうね。
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709● Re[5]:rectbox関連スタイルの実験以前版[ 富山 ] 2009 05/23 21:00
> pdf を作るのに,どのようなソフトをご利用でしょうか。
> まさかに,dvipdfm(x) などではないのでしょうね。

その通りなのですが・・・何かマズいソフトだったのでしょうか?
一応、最も使い易い最近の主流だと聞いていたのですが、
何か細かい相性問題があるとか。

文脈から察するとtDBさんは相当ご立腹なさったように見受けられます。
細かいことは判りませんが、
私は恩を仇で返すような真似をしてしまったのかもしれません。
やはりLaTeX初心者の私が先達者の御好意に甘えて、
ズケズケと要望を出すような真似はするべきではありませんでした。

決して他意があったわけではありませんが、
tDBさんが不愉快な思いをされたのならばお詫びします。
申し訳ありませんでした。

今回の件も忘れて下さい。重ね重ねすみませんでした。
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710● Re[6]:rectbox関連スタイルの実験以前版[ tDB ] 2009 05/23 21:39
ありゃ,ごめんなさい。舌禍ですかな。
酔っぱらいモードがご迷惑をおかけしたようで
お詫びいたします。m(_ _)m

場面によりけりだ
ということをいいたかったのですが.....

下のリストを pdf 化したものを
  http://emath.s40.xrea.com/temp/re709.pdf
に置きます。

%------------------------------------------------
\documentclass{tarticle} 
\usepackage{graphicx}
\usepackage{emathPh}
\usepackage[remake]{emathPs}
\usepackage{emathPbb}
\usepackage{emathPsb}
\usepackage{emathPsbb}

\begin{document}
縦組において、上下に引用線を引くには、
\textsf{breakrectbox}環境が簡潔でしょう。
(ps- は必要ない)

\repeatstr{□}{200}

\begin{jquote}
\begin{breakrectbox}[LRonly,linethickness=1pt]
\repeatstr{△}{1000}

\repeatstr{△}{1000}
\end{breakrectbox}
\end{jquote}
\bigskip

コーナーを丸囲みとするには、\texttt{Post Script}に頼るのが良いと思われます。
ページをまたぐ必要がなければ、\textsf{psrectbox}環境を用います。
\begin{psrectbox}[rectboxoval=10pt]
\repeatstr{○}{200}
\end{psrectbox}
\bigskip

これをページをまたぐようにするには、\textsf{breakbsrectbox}環境が必要です。
ただし、pdf を作るには、dvipdfm(x)は不向きです。

\begin{breakpsrectbox}[rectboxoval=10pt]
\repeatstr{○}{1200}
\end{breakpsrectbox}

この pdf は、\texttt{Distiller}を用いています。
\texttt{dvipdfm(x)}は、\texttt{Ghostscipt}を用いて\texttt{EPS}ファイルを
処理するため重くなります。

作業用に作られる EPS ファイルが目障りだという場合は
\begin{jquote}
\ttfamily
  emathWiki/EMworkfiledir/
\end{jquote}
をご参照ください。
\end{document}
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