▼スレッド
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└◇737:pict2e.sty を用いた囲み [tDB] 06/14 16:45

　├◇738:枠の比較 [tDB] 06/14 17:08
　│└◇739:枠見本 [tDB] 06/15 11:38
　│　└◇740:Re:枠見本 [tDB] 06/15 14:41
　├◇748:破線・背景色 [tDB] 07/10 16:27
　└◇750:Re:pict2e.sty を用いた囲み [K.Okada] 07/19 20:18
　　└◇751:Re[2]:pict2e.sty を用いた囲み [tDB] 07/19 20:53
　　　└◇752:Re[3]:pict2e.sty を用いた囲み [K.Okada] 07/19 23:22<-last

ページをまたぐことの出来る枠囲みは，決定版がないですね。
このところ
　　pict2e.sty
の活用を検討しています。
これは，実質 postscript ですから，丸コーナーをきれいに描画できます。
さらに，四分円もどきではなく楕円もどきとすることも可能です。
また，EPS ファイルを作らずに描画するというのも魅力かもしれません。
ただし，Windows ユーザにはつらい制約ですが，dviout は駄目です。

dvipdfm(x)では表示できる，というのが売りでしょうか。
もっとも，dvipdfm(x)の場合，
　　破線の罫線，背景色
は駄目なようです。

ちょっと，中途半端な感じもしますが，
　　 dvipdfm(x) で，丸コーナー，見出し付き
　　　　　　　　　　左右罫線のみ
でページがまたげて
　　作業用 EPSファイル
を作らない，というところにどれだけの価値をみつけるか
でしょう。

試作品を
http://emath.s40.xrea.com/temp/EMpIIeframed03sty.zip
に置きます。

emath で扱っている枠囲みの比較をしてみました。
http://emath.s40.xrea.com/temp/wakukurabe.pdf

囲みの見本を作ってみました。

http://emath.s40.xrea.com/temp/wakumihon.pdf

> http://emath.s40.xrea.com/temp/wakumihon.pdf
に
§4 ...framed と break... の比較
を付加しました。

pict2e.sty は，現時点で CTAN にあるものは
　　2008/07/22 v0.2w
となっています。

これをみると，だいぶ拡張されているようです。
更にもう一段拡張して
　　EMpict2e.sty 2009/07/10 v 0.00α
としたものでは，

> もっとも，dvipdfm(x)の場合，
> 　　破線の罫線，背景色
> は駄目なようです。

が実現可能となりました。

下のリストをタイプセットした結果を，dvipdfmx で pdf にした結果は：
http://emath.s40.xrea.com/temp/hasenLG01p.pdf

EMpIIeframed環境を使えば，ページをまたぐことも可能ですから，
使えそうな気がします。

% --- hasenLG01p.tex ------------------------------
\documentclass[12pt]{jarticle}
\usepackage[dvipdfmx]{EMpIIeframed}

\begin{document}
あいうえお
\pIIefbox<backgroundcolor=cyan,rectboxoval=6pt,dash={1.5pt,1pt}>{かきくけこ}
さしすせそ
\end{document}

 
このファイルにアクセスできないのですが，一般に公開されておられないのでしょうか。

当サイトの
　　temp
ディレクトリは，まさに
　　テンポラリ
でして，それに言及した投稿の
　　new マーク
が消えると共に消失する程度のファイルを置く場所としています。
お申し越しの
　　EMpIIeframed.sty
も，現時点では大幅に仕様が変更されています（未公開ですが）。

ここ saloon は，放談の場ということで，
いずれまとまるものもあるでしょうが，雲散霧消するものの方が多いかもしれません。

まあ，折角のお申し出がありましたので，
　　EMpIIeframed03sty.zip
を暫時復活させてみましょう。

xy-pic では，frame の角がかけるので困っていました。

早速つかわせていただきます。