(1) 座標平面の設定

グラフを描画するには,まず座標平面の設定をします。
下の例をご覧ください。

上図右半分のソースリスト

【解説】
(a) zahyou は emathPh.sty で定義されている環境で,LaTeX の picture環境を拡張したものです。
(b) 必須の引数 (-2,4)(-2,8) は,それぞれx, y座標の範囲を指定しています。すなわち
    -2≦x≦4, -2≦y≦8
(c) オプション引数 [ul=6mm] は,単位長を指定しています。
LaTeX 本来の picture 環境では,単位長は 1pt となっていますが,ちと小さいので,部分的に(当該zahyou環境内のみ)変更するためのものです。この値を変更することで,図の大きさを任意に変更できます。
【関連事項】
(a) 座標軸の名称(x, y)変更
(b) 原点記号などの文字配置変更
(c) 座標軸上に目盛り
(d) グリッド線描画
(e) 座標環境の書式