\EMvphantom

定義されているスタイルファイル

emath.sty

目的

表などで,支柱を立てる。

書式

\EMvphantom[#1][#2]#3
   #3 の高さに #1 を附加
   #3 の深さに #2 を附加した支柱を表す。
   #1 のデフォルト値は 0pt
   #2 のデフォルト値は #1

使用例

【解説】分数を含む表では,\bsityuu で支柱を立てますが,分数が複雑になって

では,分母の下が窮屈です。深さを増やした方が良いでしょう。
\bsityuu に替えて \EMvphantom を用いてみます。

  \bsityuu が基準として,分数 \bunsuu12 の高さ・深さを採っているのに対し,
\EMvphantom は,基準を引数 #3 で与えなければなりません。
また,附加すべき値もデフォルトは 0pt ですから,オプション引数[#1][#2] で
与える必要があります。
  別の言い方をすれば,
      \bsityuu = \EMvphantom[4pt][3pt]{\bunsuu12}
に他なりません。

関連事項

\bsityuu