\dimenref

定義されているスタイルファイル

emathLb.sty

目的

\getWHD コマンドにより計測された値を参照するコマンドです。

書式

\dimenref[#1]#2#3
\dimenref*[#1]#2#3
    #1 : オプション引数でデフォルト値は"0pt"
    (大抵の場合は不要ですが,pass1 で"0pt"を返すと不具合が出る場合に用います。)
    #2 : ラベル名
    #3 : #2のラベル名で参照される長さを得るための制御綴
注1. pass1 では,#1が#3に返ります。
注2. #3 には "pt"が末尾についた文字列が返りますが,
     *付の \dimenref* の場合は,"pt"を除去した無名数が返ります。

使用例

単に \getWHD で計測された値を参照するだけなら\ref で十分です。
しかし,この値を長さとして処理する---例えば
    \setlength{\templa}{\ref{Wtbl}}
はエラーとなります。
なぜなら,pass1 では \ref{Wtbl} は ?? を返すなどの理由によります。
ということで \dimenref です:

関連事項

\getWHD


ソースリスト