(0) array 環境
表を作るには, array環境 tabular環境 を利用するのが普通です。 硬貨を投げる試行を3回繰り返したとき,表の出た回数 X の 確率分布表を array環境で作ってみます。
数学で作る表には,分数など高さが標準でないものがしばしば登場します。 上の表でも,2行目の高さを増やしたいですね。 LaTeX では,\arraystretch を再定義することで行の高さを修正する機構が 用意されています。
さて,上の表をご覧になってどのようにお感じになられたでしょうか。 次のようなご不満をお持ちの方がおられると思います。 (1) 2行目の「天」と「地」のアキ具合が不揃いである。\\ (「地」をもう少し空けたい。) (2) 1行目は拡張する必要はない。 (3) 列が等間隔でない。 このような不満を解消するために,emath では, hyou環境 を用意しています。
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