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(3) 列幅の指定

y=x^3-3x^2-3x+5 の増減表です。

列の横幅は，中に入るものによって可変ですが，これを指定したい，
というご意見もよく聞きます。

emath パッケージでは，emathT.sty で定義された
hyou 環境で，欄指定子の
        l, c, r
に
        L, C, R
を附加しています。これらは必須の引数（単位を伴った数値）で，
列の横幅を与えます。上の表の列幅を 3zw にしてみます（左端の列を除く）。

ここで指定した値 3zw は，テキトーです。
これをきちんとしたいということなら，中に入るものの横幅を求めてそれを
欄指定子 C に与えることになります。

ここで用いた \settowidth は，LaTeX に用意されているコマンドで，
1-\sqrt2 の横幅を \templa に代入します。\templa は emath
の内部変数ですが，それを流用しました。他との干渉を避けるには
        \newlength\mytempla
        \settowidth\mytempla{$1-\sqrt2$}
などと，独自の変数を用意した方が安全です。

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