(1) ロードオプション
emathパッケージと txfonts.sty を併用する場合は \usepackage[txfonts]{emath} と,ロードオプションをつけることをお勧めします。 これは,前節でお話ししたように \usepackage{emath} \usepackage{txfonts} と列記することとほぼ同じですが,amssymb.sty をロードする無駄を排除しています。 txfonts を varg オプション付で使用するには \usepackage[varg,txfonts]{emath} とします。 その他の emath関連スタイルは,普通に(txfontsオプションはつけずに)ロードします。 pxfonts.sty, mathabx.sty に対してはそれぞれ \usepackage[pxfonts]{emath} \usepackage[mathabx]{emath} を用意してあります。 一例です。 % --- txfonts を使用する例 ---------------- \documentclass{jarticle} \usepackage[varg,txfonts]{emath} \usepackage{emathAe} \begin{document} \openKaiFile \begin{enumerate}[1.~] \item 次の式を展開せよ。\kaitou{} \begin{enumerate}[(1)] \item $(x+g)^2$ \begin{Kaitou} $x^2+2gx+g^2$ \end{Kaitou} \item $(a-b)^3$ \begin{Kaitou} $a^3-3a^2b+3ab^2-b^3$ \end{Kaitou} \end{enumerate} \end{enumerate} \closeKaiFile \clearpage \centerline{答} \inputKaiFile \end{document}