発言者: 田中徹
発言日: 2017 02/14 22:50
1年生の演習時間の1コマです
ヘロンの公式 S=((s-a)(s-b)(s-c)s)^(1/2)
ブラーマグプタの公式 S=((s-a)(s-b)(s-c)(s-d))^(1/2)
なんてのがあってヘロンの公式はブラーマグプタの公式を d=0
としたものと考えることができるんだ
でも調子に乗って円に内接する五角形の面積を
S=((s-a)(s-b)(s-c)(s-d)(s-e))^(1/2)
としてはいけないよ。
と、ここまで話したら、ある生徒がニコリと手を上げて
「e=0 とするとブラーマグプタの公式と異なるので
少なくとも正しくないことがわかります。」
私はの用意していたものは、
(1) 各辺を 2倍にしてその公式を用いても面積は 4倍にならない。
(2) 単位を考えた場合、たとえば長さ cm に対して cm^(5/2)になる。
等で e=0 にする発想は全くありませんでした。
(直前に同じようなことを説明していたのにかかわらず)
1年生の授業で久しぶりに感動を覚えた瞬間でした。
▼関連発言
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