\EMround 四捨五入をします。 定義されているスタイルファイル †emathC.sty 書式 †\EMround#1#2#3
\EMround*#1#2
例 †基本例 †
0.1 刻みの目盛り †y軸に,0.1刻みの目盛りを入れるとします。 2進・10進換算などの誤差が累積されていきます。 \EMround を用いて,四捨五入をする例です。 注意事項 †オーバーフロー †条件によっては, \EMround の内部処理手順は次のようになっています: 1) 1.732051 の小数点の位置を4桁下げます。17320.51 2) 0.5 を加えます。17321.01 3) 小数点以下を切り捨てます。17321 4) 小数点の位置を復元します。1.7321 以上の手順2) において,TeX がオーバーフローします。 (TeX の寸法では 16384pt が上限--16384pt はダメ--です。) 対策は,FPパッケージを使用,perlとの連携機能を利用します。 ※ なお,emathC.sty v 0.56以降では,2)の処理を修正して整数計算で済ますようにしています。 関連事項 † |