\HissanGCM
\HissanLCM
筆算で最大公約数・最小公倍数を求める「すだれ算」を表示します。
定義されているスタイルファイル †
emathW.sty
ただし,拡張 array環境を用いますから,emathT.sty も必要とします。
書式 †
\HissanGCM<#1>#2
- #1: key=val
- #2: 対象の自然数をコンマ区切列で与えます。
#1 における有効な key は
- gcmbox
- 最大公約数の計算に必要な部分を枠囲みします。
- lcmbox
- 最小公倍数の計算に必要な部分を枠囲みします。
- drawbox
- 上記枠囲みをするマクロを指定します。デフォルトは \Takakkei です。
\HissanLCM<#1>#2
- #1: key=val
- #2: 対象の自然数をコンマ区切列で与えます。
#1 における有効な key は
- gcmbox
- 最大公約数の計算に必要な部分を枠囲みします。
- lcmbox
- 最小公倍数の計算に必要な部分を枠囲みします。
- drawbox
- 上記枠囲みをするマクロを指定します。デフォルトは \Takakkei です。
基本例 †
gcmbox オプション †
見つかった公約数を枠で囲むのが <gcmbox> オプションです。
- この機能は,「表のカラムに zahyou*環境を付設する」\emTsya コマンドを
利用しています。
<gcmbox=...> の右辺値に \Takakkei コマンドへのオプションを与えることも出来ます。
lcmbox オプション †
筆算の最下行を枠で囲むのが <lcmbox> オプションです。
gcmbox, lcmbox 両者を併用した例です。
- \HissanGCM の lcmbox オプションは,3個以上の整数に対して最小公倍数を求めるには役立ちません。
3個以上の整数に対して <lcmbox> オプションを付した場合は,エラー終了します。
\HissanGCM ではなく,\HissanLCM コマンドをご利用ください。
背景色 †
gcmbox, lcmbox に背景色をつけるには
drawbox=..
オプションを用います。
右辺値はデフォルトでは \Takakkei となっていますが,
これを \Nuritubuxi に切り替えれば背景色を指定できます。
- 全体に背景色をつけるには,\EMfbox などを用います。
関連事項 †
- \sudarezan, \sudareGCM も \HissanGCM と同義のコマンドです。
\sudareLCM は \HissanLCM と同義のコマンドです。
- 数値計算