clipTakakkei環境 pszahyou環境において,描画領域を指定した多角形内部に限定します。 定義されているスタイルファイル †emathPs.sty 書式 †\begin{clipTakakkei}<#1>#2
例 †基本例 †下の例では,\En*\D{1.2} として円を塗りつぶしていますが, そのコマンドが環境 \begin{clipTakakkei}{\A\B\C} 内にありますから,円盤は△ABC内のみで描画されています。 (注)クリッピング領域 --- △ABC の境界線を薄く描画していますが, clipTakakkei環境は境界を描画しません。ここでは特に <border,linethickness=0pt> オプションを付加して,境界を描画しています。 外部の指定 †クリッピング領域を多角形の外部とするには <hosyugo=..> オプションを用います。
多角形の始点位置 †多角形を \C\D\A\B と与えると, 多角形の始点(\C)と描画領域のコーナー\RTを結ぶ線分は 多角形の内部を通過しますので, <hosyugo=..> の右辺値を LT (または LB) と明示しなければなりません。 多角形の周のまわりかた †多角形を \A\D\C\B などと,回り方が正の方向となる場合は, <hosyugo=..> の右辺値に '-' を前置 しなければなりません。 borderwidth部をクリップ †pszahyou(*)環境で,点(2,2)を中心とする半径2.5の円の 0<x<4, 0<y<4 の部分のみを描画することを考えてみます。 \begin{pszahyou}[ul=10mm](0,4)(0,4) とすればよい,かな? 円は望み通りですが, 座標軸の矢印が半分切れてしまいました。 borderwidth を設定すればよいでしょうか。 座標軸の矢印はきちんと描画されたのですが, 円が borderwidth部にはみ出してしまいました。 円を望み通りにクリップするには, clipTakakkei環境 を用います。
入試問題から †
注意事項 †
関連事項 † |