clipLline環境 描画領域を,直線で二分された領域の一方(*)のみに限定します。 (*) 上方(直線が鉛直の場合は右方) 基準となる直線を clipLline: 2点 cliplline: 1点と方向ベクトル clipkline: 1点と方向角 clipgline: 1点と傾き で指定します。 定義されているスタイルファイル †emathPs.sty (から呼ばれる pszahyou.sty) したがって,pszahyou(*)環境でのみ有効です。 PostScript 固有の機能に依存しますから,tpic specials での実現は困難です。 書式 †
例 †clipLline環境 †\En**\O{1} で,単位円の内部が斜線塗りされるはずですが, \begin{clipLline}\E\F で始まる環境内にありますから,直線 EF の上側のみが斜線塗りされます。
領域の指定 †クリップ領域は直線の上側ですが,下側を指定したいときは <hosyugo> オプションを付加します。
cliplline環境 †境界の直線を 1点と方向ベクトル で指定するのが cliplline環境です。 clipkline環境 †境界の直線を 1点と方向角 で指定するのが clipkline環境です。 clipgline環境 †境界の直線を 1点と傾き で指定するのが clipgline環境です。 ネスト †clipLline環境内に clipkline環境などを記述することで, 共通部分をクリップ領域に指定することも出来ます。 入試問題から †
関連事項 † |