&size(24){''\EMtheorem''};~
&size(24){''\newtheorem''};
 LaTeX のコマンド \newtheorem を拡張したものです。
#contents
#br

*定義されているスタイルファイル [#k67ada94]
emathThm.sty

*書式 [#m4700789]
 \EMtheorem<#1>#2...
-#1: key=val
-#2...: LaTeX の \newtheorem と同じ
 
#1 における有効な key は
:[[frame>#frame]]| \theoremstyle{boxed} とした場合,枠の種別を変更します(デフォルトは rectbox)。
:[[frameoption>#frameoption]]| \theoremstyle{boxed} とした場合,枠環境(rectbox など)に対するオプションを指定します。
:[[leftmargin>#leftmargin]]| 定理型環境内の左インデントを指定します(デフォルト値 = 1zw)。
:[[postskipamount]]| 定理環境と次の段落との縦間隔(デフォルト値 = 8pt)
:[[postTh>#postTh]]| 定理型環境の末尾に出力する文字列(証明終了記号など)
:[[postThnum>#postThnum]]| 定理番号に後置する文字列などを指定します。
:[[preskipamount>#preskipamount]]|定理環境と前の段落との縦間隔(デフォルト値 = 12pt)
:[[ttlcmd>#ttlcmd]]|

 \EMtheorem(\newtheorem) で定義された環境の代表を foo として
 \begin{foo}<#1>[#2]
-#1: key=val
-#2: 追加見出し(LaTeX と同じ)
#1 における有効な key は
:[[frameoption>#frameoption]]| \theoremstyle{boxed} とした場合,枠環境(rectbox など)に対するオプションを指定します。
:[[leftmargin>#leftmargin]]| 定理型環境内の左インデントを指定します(デフォルト値 = 1zw)。
:[[postskipamount]]|定理環境と次の段落との縦間隔(デフォルト値 = 8pt)
:[[postThnum>#postThnum]]| 定理番号に後置する文字列などを指定します。
:[[preskipamount>#preskipamount]]|定理環境と前の段落との縦間隔(デフォルト値 = 12pt)
:[[thbstrut]]| \theoremstyle{break} における先頭行の支柱

*例 [#hb8d2ac5]
**LaTeX の \newtheorem [#a0ab7aaa]
 LaTeX で定義されている \newtheorem の使用例から見ていきます。
#ref(newtheorem01.png)
-teiri環境など,\newtheorem で定義された環境内では,~
アルファベットがイタリック(\itshape)となります。~
上の例で数式部分は \caprm によりローマン体となっていますが,~
\caprm が有効なのは数式に対してのみで,テキスト部には働きません。
**theorem.sty の \newtheorem [#edeb225f]
 theorem.sty で定義されている \theorembodyfont コマンドを用いるとテキスト部をローマン体とすることが出来ます。
#ref(newtheorem02.png)
**emathThm.sty の \newtheorem [#jd0dbf53]
 emathThm.sty では,\newtheorem を拡張し,\EMtheorem と名付けていますが,
 さらに \newtheorem を \EMtheorem と同義のコマンドとしています。
 なお,theorem.sty の \newtheorem を \ltxnewtheorem の名前で保存してあります。
#ref(newtheorem03.png)
-定理型環境内の文に対して,全角一文字幅の左インデントを付けています。
-定理型環境のオプション引数は括弧でくくられて出力されますが,~
括弧記号を全角括弧としています。
**左インデント [#leftmargin]
 \EMtheorem では,定理型環境内は 1zw の左インデントが付きます。
 これを変更するには,<leftmargin=..> オプションを用います。
 下の例では,<leftmargin=0pt> として,左インデントなしとしています。
#ref(leftmargin01.png)
**末尾に終了記号 [#postTh]
 定理型環境末尾に終了文字列などを配置するには
   <postTh=..> オプション
 を用います。
#ref(postTh01.png)

*\theoremstyle [#waf8fdcf]
 theorem.sty で定義されたコマンド \theoremstyle を用いれば,
 定理のレイアウトを変更することが出来ます。
-以下,emathThm.sty で定義されているスタイルをいくつか例示します。
**枠囲み --- boxed --- [#boxed]
 \theoremstyle{boxed} を宣言した後,\newtheorem で定義される定理型環境は
 rectbox 環境内に配置され,枠囲みされます。
 「定理」とその番号は,枠上辺左に出力されます。
#ref(boxed01.png)
#ref(boxed01p.tex,center,上のソースリスト)
-\theoremstyle{boxed} とした場合は,[[左インデント>#leftmargin]]のデフォルト値は 0pt となります。
-\theoremstyle{boxed} とした場合,rectbox環境が呼び出されますので,emathPb を読み込んでおく必要があります。
***rectbox環境へのオプション --- frameoption [#frameoption]
 rectbox環境など枠囲み環境へのオプションは
   \newtheorem<frameoption={...}>......
 と,frameoption=.. の右辺値に記入します(右辺値全体を{...}とグルーピング)。
+枠線と中の文との間隔を空ける例です。
#ref(frameoption03.png)
+枠見出しと枠線との横間隔を空ける例です。
#ref(frameoption02.png)
+枠コーナーを四分円とする例です。
#ref(frameoption01.png)
+個別の環境に frameoption をつける例です。
#ref(frameoption11.png)
***枠の種別変更 --- frame [#frame]
 デフォルトでは,枠環境は rectbox としてあります。
 これを変更するには
   frame=...
 オプションを用います。
#ref(frame01.png)
***枠内に「定理」 [#w7a5f827]
 「定理 1」などを枠線上ではなく,枠内に出力したい,
 ということなら,
   \theoremstyle{boxed}
 は指定せず,単純に
   \newtheorem{teiri}{定理}
 と定義し,rectbox環境など枠囲み環境の中で
   \begin{teiri}
    ...
   \end{teiri}
 とするだけのことです。
#ref(boxed02.png)
-背景色をつけるなどは,rectbox の機能を用います。
#ref(bgcolor01.png)
**番号なし --- nonumber --- [#nonumber]
 \theoremstyle{nonumber} を宣言した後,\newtheorem で定義される定理型環境は
 番号がつきません。
#ref(nonumber01.png)
#ref(nonumber01p.tex,center,上のソースリスト)
-&aname(preskipamount);定理環境と証明環境の間,縦間隔が空きすぎであるというなら,~
証明環境とその前段との縦間隔を <preskipamount=..> により調整します。
#ref(nonumber02.png)
-さらに詰めるとなれば,定理環境の postskipamount を調整します。
#ref(nonumber03.png)
#ref(nonumber03p.tex,center,上のソースリスト)
-上の例では,証明環境の方は~
  \newtheorem のオプションで,すべての証明環境に対して一律に,~
定理環境の方は~
  \begin{teiri} のオプションで,当該 teiri環境に対して局所的に~
指定しています。
**番号なし,改行 --- nonumberbreak -- [#nonumberbreak]
 番号をつけない定理型環境において,定理見出し直後に改行します。
#ref(nonumberbreak01.png)
*タイトル・番号への修飾 [#df593e81]
 「定理」などのタイトルとその番号部に対して,下線を引くなどの修飾をするには
   <ttlcmd=...>
 オプションを用います。
**下線 [#rb49c635]
 下線を引く例です。
#ref(ttlcmd01.png)
**枠囲み [#cdb7bf55]
 枠囲みをするには
   <ttlcmd=\protect\fbox>
 とします。
#ref(ttlcmd02.png)
-背景色を付けるというなら,\fbox ではなく \EMfbox を用います。
#ref(ttlcmd03.png)
-罫線枠のコーナを丸くするには,\EMpsfbox を用います。
#ref(ttlcmd04.png)
-\theoremstyle{boxed} と併用するのはしつこいかも。
#ref(ttlcmd05.png)
*複数の定理型環境 [#q5a8bfb3]
 問題などに自動的に番号を振るのに,enumerate環境が用いられます。
 定理型環境を用いれば,複数の定理型環境
   定理 例題 問題
 などを定義して,番号をそれぞれ独立に振っていくことが出来ます。
#ref(enum01.png)
#ref(enum01p.tex,center,上のソースリスト)
*相互参照 [#n43aebf0]
 \label, \ref (または,\EMlabel, \EMref)を用いた相互参照では,番号のみを相互参照します。
#ref(ref01.png)
-「定理」などを含めて参照したい場合は,\EMthmlabel と \EMref の組合せを用います。
#ref(ref02.png)
*関連事項 [#fb274722]
-[[定理型環境]]
--[[EMproof環境]]
-[[囲み枠]]
RIGHT:&counter;


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