\YDiff
y=f(x) の微分係数を求めます。
ただし,perl との連携機能が必要です。
定義されているスタイルファイル †
emathPp.sty
書式 †
\YDiff<#1>#2#3#4
- #1: key=val
- #2: 関数式(f(x))
- #3: xの値(a)
- #4: 微分係数(f'(a))を受け取る制御綴
- #1 で有効なキーは
- yval
- 指定した点の y座標を受け取ります。
- housen
- 指定した点における法線を表す一次関数式を受け取ります。
- sessen
- 指定した点における接線を表す一次関数式を受け取ります。
- setten
- 指定した点の座標を受け取ります。
基本例 †
接線 †
接線を描画するには,
<setten=..>
オプションを付加して,接点の座標を取得しておきます。
右辺値は点の座標を受け取る制御綴りの \ を除いた文字列です。例えば
<setten=A>
とした場合,制御綴 \A に接点の座標が戻ります。
その上で,\gline コマンドを用いるのが便利です。
- 単に,<setten> とした場合,制御綴 \setten に接点の座標が戻ります。
法線 †
法線を描画するには,\ngline コマンドを用います。
接線の方程式 †
接線を表す一次関数式を取得するためのオプションです。
<sessen=Lx>
とした場合,制御綴 \Lx に接線を表す一次関数式が戻ります。
- <sessen=Lx> オプションで得られた接線が元の曲線と再び交わる点を
\YandY コマンドで求める例です。
入試問題から †
注意事項 †
関連事項 †