emgather環境
emgather*環境
このページは,仕様が未確定である実験中の環境を扱っています。 お使いになるときは,ご留意ください。
emath では,gather環境などにおいて,数式番号の前にリーダを配置しますが, その長さは固定です。 長さを可変にして,数式と数式番号の間をリーダで埋め尽くそう, という試みが emgather 環境です。
emgather.sty
\begin{emgather}<#1> 数式1 \\ 数式2 \\ ..... \end{emgather}
まずは,gather環境を見ておきます。
数式の相互参照は,\label と \eqref によって行われるますが, emgather 環境では,使えません。 代わりに,\EMlabel と \EMeqref を用います。
\notag, \tag, \tag* は emgather環境でも gather環境と同様に用いることができます。
数式番号を付与しない gather*環境で,\atag によって数式番号をつける方式も \emgather*環境で使用可能です。
\intertext で,テキスト文を挿入することは emgather環境でも有効です。
fleqn オプションが付いている例ばかりを示しましたが, fleqn オプションが付いていない場合も,罫線長は自動的に調整されます。
数式番号は,版面右端に出力されます。 右端ではなく,少し内側に出力したいときは <rightindent=..> オプションを用います。