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&size(24){''emgather環境''};~
&size(24){''emgather*環境''};
このページは,仕様が未確定である実験中の環境を扱っています。
お使いになるときは,ご留意ください。
emath では,gather環境などにおいて,数式番号の前にリーダを配置しますが,
その長さは固定です。
長さを可変にして,数式と数式番号の間をリーダで埋め尽くそう,
という試みが emgather 環境です。
#contents
#br
*定義されているスタイルファイル [#t2484b23]
emgather.sty
*書式 [#i7d1a264]
\begin{emgather}<#1>
数式1 \\
数式2 \\
.....
\end{emgather}
-オプション引数 #1 は,key=val 形式です。有効なキーは
:[[rightindent>#rightindent]]| 右インデント量を指定します。
*例 [#jb5ea349]
**基本例 [#d555b31d]
まずは,gather環境を見ておきます。
#ref(emgather00.png)
-数式番号に前置されるリーダ長は固定で,数式の長さとは無関係です。~
数式番号の長さに応じてリーダ長も変えようというのが emgather 環境です。
#ref(emgather01.png)
**相互参照 [#d12ee7da]
数式の相互参照は,\label と \eqref によって行われるますが,
emgather 環境では,使えません。
代わりに,\EMlabel と \EMeqref を用います。
#ref(EMlabel01.png)
-emath では,gather環境でも \EMlabel と \EMeqref による相互参照の使用を推奨しています。~
理由は,複数の文書を \ReadTeXFile で読み込んでつなげるさい,~
複数の文書に同一ラベルがあると,\label, \ref では,ラベルの重複が発生しますが,~
\EMlabel と \EMeqref を用いておけば,ラベルの重複を自動的に回避できるからです。
**\notag, \tag, \tag* [#u7aa18ce]
\notag, \tag, \tag* は emgather環境でも gather環境と同様に用いることができます。
#ref(tag01.png)
**\atag [#f6daf1d0]
数式番号を付与しない gather*環境で,\atag によって数式番号をつける方式も
\emgather*環境で使用可能です。
#ref(atag01.png)
**\intertext [#w60aadc8]
\intertext で,テキスト文を挿入することは emgather環境でも有効です。
#ref(intertext01.png)
-\EMintertext も使用できます。
#ref(intertext02.png)
**fleqn オプション [#j2ca4222]
fleqn オプションが付いている例ばかりを示しましたが,
fleqn オプションが付いていない場合も,罫線長は自動的に調整されます。
#ref(fleqnOFF01.png)
**数式番号を少し内側に [#rightindent]
数式番号は,版面右端に出力されます。
右端ではなく,少し内側に出力したいときは
<rightindent=..>
オプションを用います。
#ref(rightindent01.png)
-fleqn オプションを用いない場合も有効です。
#ref(rightindent02.png)
//\postEqlabelが使用できる状態が望ましい
//リーダーが長すぎて、醜い場合がある
*注意事項 [#note]
-この環境は,[[作業用ディレクトリ>EMworkfiledir]]に~
emgather.tmp~
という補助ファイルを作ります。~
同名のファイルがあれば,無条件に上書きされますからご注意願います。
RIGHT:&counter;