&size(24){''\EMxymatrix''};
 array環境のセル間に矢線を付加します。
 矢線は,tpic-specials で描画されますが,EMxymatrix.sty にロードオプション
   [pict2e]
 を付した場合は,pict2e.sty により描画されます。
#contents
#br

*定義されているスタイルファイル [#i413b6a3]
EMxymatrix.sty
-ロードオプション [pict2e] を付した場合については,[[pict2e-LO-EMxymatrix]] をご覧ください。
-emathZ.sty にも \EMxymatrix コマンドが定義されていますが,仕様はまったく異なります。~
そちらを使用したい場合は,EMxymatrix.sty をロードせずにお使いください。~
EMxymatrix.sty をロードした場合は,emathZ.sty の \EMxymatrix コマンドは無効化されます。
-EMxymatrix.sty からは次のスタイルファイルが読み込まれます。~
  emathPxy.sty~
  emathT.sty~
emathT.sty を [arydshln] オプション付きで読み込みたい場合は~
  \usepackage[arydshln]{emathT}~
  \usepackage{EMxymatrix}~
の順で読み込みます(逆順はエラーとなります)。
*書式 [#ne8a0c21]
 \EMxymatrix<#1>#2
-#1: key=val
-#2: array環境内の記述に加えて,\ar コマンドでセル間に矢線(複数可)を付加します。
-#1 における有効な key は
:[[idou>#idou]]| 矢線の位置を移動
:[[idouE>#idouE]]| 矢線の終点を移動
:[[idouS>#idouS]]| 矢線の始点を移動
:[[wa]]| 矢線の横方向の長さ (デフォルト値は 3em)
:[[ws]]| セルの横幅     (デフォルト値は 1em+\arraycolsep)
:[[yul]]| y軸方向の\unitlength (デフォルト値は 2\baselineskip)

 \ar<#1>[#2]#3
-#1: key=val~
有効なキーは
:[[drawlineoption>#ryoumuki]]| \Drawline に引き渡されるオプション
:[[idou>#idou]]| 矢線の位置を移動
:[[idouE>#idouE]]| 矢線の終点を移動
:[[idouS>#idouS]]| 矢線の始点を移動
-#2: 矢線の向き
:[[r>#migimuki]]| 右
:[[l>#hidarimuki]]| 左
:[[d>#sitamuki]]| 下
:[[u>#uemuki]]| 上
:[[c>#hudou]]| 円
:[[組合せ>#nanamemuki]]| 斜め
:[[重複>#tobasi]]| 隣ではなく,飛ばして

-[[#3>#moziretu]]: オプション引数で,矢線の傍に配置する文字列~
\HenKo を呼び出すことで,文字列を配置します。~
  <\HenKo のオプション>{文字列1});<\HenKo のオプション>{文字列2};....~
として,セミコロン(;)区切りで,複数の文字列を配置することが可能です。

*例 [#jbeeb5b6]
**基本例 [#q64a9bfb]
 \EMxymatrix の引数の記述は,array環境内とほぼ同様です。
 このセル間に矢線を引くことを目的としています。
#ref(ex01.png)
**矢線 [#o9bcf1b9]
***右向き矢線 [#migimuki]
 セル間に右向き矢線を配置するには,矢線の出発セルに
   \ar[r]
 を付加します。
#ref(arr01.png)
***左向き矢線 [#hidarimuki]
 セル間に左向き矢線を配置するには,矢線の出発セルに
   \ar[l]
 を付加します。
#ref(arl01.png)
***両向き矢線 [#ryoumuki]
 矢印を両向きにつけたいときは,
   \ar<drawlineoption={....}> 
 によって,\Drawline に引き渡されるオプションを追加します。
#ref(arr02.png)
***下向き矢線 [#sitamuki]
 セル間に下向き矢線を配置するには,矢線の出発セルに
   \ar[d]
 を付加します。
#ref(ard01.png)
***上向き矢線 [#uemuki]
 セル間に上向き矢線を配置するには,矢線の出発セルに
   \ar[u]
 を付加します。
#ref(aru01.png)
***斜めの矢線 [#nanamemuki]
 セル間に斜めの矢線を配置するには,矢線の出発セルに
   \ar[...]
 とするさい,\ar のオプション引数 [...] に
   l, r, d, u
 を複数組み合わせて記述します。

 まずは,右下に向かう矢線の場合は
   rd
 または
   dr
 ですが,この2つの結果は異なります。
#ref(arrd01.png)
#ref(ardr01.png)
***停留円 [#hudou]
 動かないことを示す矢印付きの円を描画します。
#ref(hudou01.png)
***セルを飛ばして矢線 [#tobasi]
 矢線は隣のセルまで引かれますが,飛ばして先まで引くことも可能です。
 下の例では \ar[rr] で,(1,1)セルから右隣の(1,2)セルを通り越して,(1,3)セルまで
 矢線を延ばしています。
#ref(arrr01.png)
--(1,3)セルに入る2つの矢線の終点が一致しています。~
一方(あるいは両方)の終点位置をずらすには,\ar に~
    [[<idouE=..> オプション>#idouE]]~
をつけます。
***複数の矢線 [#zabf7c68]
 一つのセルから複数の矢線を引くには
   \ar....
 を列記します。
#ref(ars01.png)
--複数の矢線の始点は同一です。矢線の始点をずらすには,\ar に~
    [[<idouS=..> オプション>#idouS]]~
をつけます。
**矢印なし(無向グラフ) [#mukou]
 矢印をつけたくなければ
   \changeArrowHeadSize{0}
 としておきます。
#ref(mukou01.png)
**矢線の位置調整 [#zb863ca3]
***始点調整 [#idouS]
 矢線の始点を動かすオプションです。
 下の図では,一つのセルから3本の矢線が出発しています。
#ref(idouS01.png)
 矢線の始点をずらすには \ar に
   <idouS=..>オプション
 を付加します。右辺値は,変位ベクトルで,成分は単位を伴う長さです。
#ref(idouS02.png)
***終点調整 [#idouE]
 矢線の終点を動かすオプションです。
 下の図では,一つのセルに3本の矢線が入ってきます。
#ref(idouE01.png)
 矢線の終点をずらすには \ar に
   <idouE=..>オプション
 を付加します。右辺値は,変位ベクトルで,成分は単位を伴う長さです。
#ref(idouE02.png)
***始点・終点同時調整 [#idou]
 同方向に,両端から矢線を引くと重なってしまいます。
#ref(idou01.png)
 始点・終点を両方動かすさい,変位ベクトルが共通なら
   <idou=..>オプション
 で済ますことができます。
#ref(idou02.png)
**矢線に文字 [#moziretu]
***デフォルト [#m717dea8]
 矢線に文字を添えるには
   \ar[.]{文字列}
 とします。
#ref(str01.png)
--この機能実現には,\HenKo を利用しています。
   \HenKo[0]<henkotype=parallel,henkoH=0pt>{矢線の始点}{終点}{文字列}
 として,矢線の中点に白抜きで文字列を配置します。
--\HenKo を用いていますから,color.sty を読み込んでおくことが必要です。
***文字位置の修正 [#z0ae6ee4]
 文字列に
   <\HenKo のオプション>
 を前置することで文字の位置などを変更することができます。
#ref(str02.png)
***複数の文字列 [#v5dbf2dd]
 `;'で区切ることにより,複数の文字列を配置することができます。
#ref(str03.png)
**応用例 [#lf3567ff]
***階差数列 [#kaisasuuretu]
 階差数列を表現するのに,\EMxymatrix を用いることができます。
 隠蔽化したマクロ \xykaisasuuretu の使用例です。
#ref(xykaisa01.png)
-\xykaisasuuretuコマンドについては,[[その解説ページ>xykaisasuuretu]]をご覧ください。
***変遷図 [#dbfcc4be]
 推移確率を図示する例です。
#ref(ex11.png,wrap)
#ref(ex11a.png)
--上のリストは,旧仕様(emathZ.sty で定義されている \EMxymatrix)です。~
新仕様(EMxymatrix.sty で定義されている \EMxymatrix)によるものは,~
次の「入試問題から」をご覧ください。
***部分積分 [#za52969c]
 部分積分の流れ図を示す例です。
#ref(bubunsekibun01.png,wrap)
#ref(bubunsekibun01.tex,center,上のソースリスト)
***可換図 (commutative diagram) [#kakanzu]
#ref(CommutativeDiagram01.png)
-PStricks を用いたリスト
#ref(kakanzu01.tex)
-XY-pic を用いたリスト
#ref(kakanzu02.tex)
***クイバー (quiver) [#m1c21d49]
#ref(quiver01.png,center,wrap)
#ref(quiver01.tex,center,上のソースリスト)
**入試問題から [#kd50a2a3]
|||LEFT:|c
|2008 東京大 |&ref(0021200806.tex); |&ref(0021200806.png);|
|2007 名古屋大 |&ref(0043200709.tex); |&ref(0043200709.png);|
|2013 東北大 |&ref(0010201312.tex); |&ref(0010201312fig.png);|
|2012 札幌医科大 |&ref(1001201202.tex); |&ref(1001201202fig.png);|
*関連事項 [#e712763b]
-[[樹形図]]
RIGHT:&counter;

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