&size(24){''\GozyohouSuii''}; このページは,仕様が未確定である実験中のコマンドを扱っています。 お使いになるときは,ご留意ください。 ユークリッドの互除法による最大公約数を求める計算の推移を示す図を描画します。 #contents #br *定義されているスタイルファイル [#caab3f30] emathPsiki.sty [2012/11/16]~ ただし,枠囲みに \EMpsfbox を用いていますから,emathPsb.sty を必要とします。 *書式 [#jbe897ce] \GozyohouSuii<#1>#2#3 -#1: key=val -#2, #3: 正整数 #2 と #3 の最大公約数を求める互除法による計算推移を示します。 #1 における有効な key は :[[arrowcolor>#arrowcolor]]| 矢線の色を指定します。 :[[arrowcolor>#arrowcolor]]| 矢線の色を指定します。~ 右辺値が空文字列の場合,矢線は描画されません。 :[[backgroundcolor>#backgroundcolor]]| 囲みの背景色を指定します。 :[[baselineskip>#baselineskip]]| 行間(行送り)を指定します(デフォルトは 1.5\baselineskip)。 :[[framethickness>#framethickness]]| 囲み枠線の太さを指定します(デフォルトは 0pt) :[[oval>#oval]]| 枠隅を四分円にするさいの半径を指定します。 :[[lastremainder>#lastremainder]]| 右辺値に 1 を与えた場合,最終行を表示しません。 *例 [#b70bf444] **基本例 [#ic393005] 589 と 437 の最大公約数を互除法で求めます。 #ref(GozyohouSuii01.png) #ref(GozyohouSuii01p.tex,center,上のソースリスト) -特に,互いに素である2数に対しては #ref(tagainiso01.png) -となりますが,余りが 1 となったところで打ち切る流儀もあります。それを実現するには~ <lastremainder=1>~ オプションを用います。 #ref(tagainiso02.png) **行間の変更 [#baselineskip] 行間(行送り)を変更するには <baselineskip=..> オプションを用います。右辺値は単位を伴う寸法です。 (デフォルトは 1.5\baselineskip としてあります。) #ref(baselineskip01.png) **枠線の太さ [#framethickness] 数を枠線で囲むには,<framethickness=..> オプションを用います。 #ref(framethickness01.png) **枠の形状 [#oval] 枠の隅を丸くするには,オプションに oval=.. を付加します。 #ref(oval01.png) **矢線の色 [#arrowcolor] ***色指定 [#u9f0c228] 矢線の色を指定するには arrowcolor=..... オプションを用います。右辺値は,行数分の色名を csv列で与えます (右辺値全体を {...} で括っておかねばなりません)。 #ref(arrowcolor01.png) ***矢線なし [#d66c252f] 特に arrowcolor= と,右辺を空文字列にした場合は,矢線は描画されません。 #ref(arrowcolor02.png) **背景色 [#backgroundcolor] 枠囲みした部分の背景色を指定するには backgroundcolor=..... オプションを用います。右辺値は,行数分の色名を csv列で与えます (右辺値全体を {...} で括っておかねばなりません)。 #ref(backgroundcolor01.png) -これらのオプションを並べ立てると #ref(backgroundcolor02.png) *関連事項 [#f6be6763] -筆算による互除法 --[[整数>gozyohou]] --[[ガウス整数>Ggozyohou]] --[[整数係数多項式>iPgozyohou]] -[[数学A]] RIGHT:&counter;