emath のインストール
- emath パッケージのインストールについての解説ページです。
ただし,TeX, LaTeX のインストールは済んでいるという前提です。
TeX のインストールについては,奥村先生の TeXWiki をご覧ください。
ダウンロード †
当サイト http://emath.s40.xrea.com/ の目次
丸ごとパック
のページから,丸ごとパック emathf******.zip をダウンロードします。
(****** の部分は日付)
解凍 †
ダウンロードした zip ファイルを解凍すると,次の4つのファイルが得られます。
doc.zip
pdf.zip
readme.txt
sty.zip
sty ファイルの配置 †
解凍して得られた sty.zip をさらに解凍すると 60個のファイルが得られます。
その配置先を次のように決め,配置します。
doc ファイルの配置 †
doc.zip を解凍すると,emath パッケージの使用説明書(tex source)が得られます。
適当な位置に配置してください。
pdf ファイルの配置 †
pdf.zip を解凍すると,上記使用説明書をタイプセットして得られる pdf ファイルが得られます。
これもお好みの位置に配置します。
動作確認(1) †
- ここまでで,emath を使用することが出来るはずです。
次のリストをタイプセットしてみましょう。
エラーなくタイプセットできましたか。タイプセット結果は下のようになります。
その他のスタイルファイル †
- 当サイトに置いてあるソースリストの中には,
emath パッケージ以外のスタイルファイルを使用するものも含まれています。
その主なものについては,当サイトの目次から
スタイルファイル
emath に必要なスタイルファイルなど
とたどったところに案内をしておきました。
必要に応じて,そこから取得して
適当な場所(よくわからなければ,emath.sty と同じ場所)
に置いてください。
動作確認(2) †
次のリストは,図を描画するのに tpic-specials を用いますから
epic.sty, eepic.sty
を必要とします。
エラーなくタイプセットできましたか。タイプセット結果は下のようになります。
訂正版 †
丸ごとパックのうち,その後更新されたもの,新たに作成されたものをまとめたものを
「訂正版」と称しています。
当サイトの目次「訂正版」からダウンロードした
emathc******.zip (****** は年月日)
を解凍して得られる readme.txt をご覧ください。
Ghostscript †
- EPS 形式の画像を取り込むには,Ghostscript が必要になることがあります。
gs に PATH を通しておくことが必要です。
Windows で Ghostscript をインストールするには,
角籐先生のページ
をご覧ください。
動作確認(3) †
次のリストは,座標平面を EPS ファイルに仕立てて,それを読み込みます。
Windows のビューア dviout は gs をフルパスで起動させていますから,
gs に PATH が通っていなくても図を見ることが出来ますが,
dvipdfmx はそんな面倒を見てくれませんから,gs に PATH を通しておかないと
dviout では見えたのに,dvipdfmx では図が消えてしまった
という事態が発生します。
エラーなくタイプセットできましたか。タイプセット結果は下のようになります。
perl との連携 †
TeX は計算ソフトではありません。
関数のグラフを描画するには,関数値の計算をする必要があります。
emath パッケージでは,計算を perl に外注しています。
それを実現する方法については perlとの連携 をご覧ください。
動作確認(4) †
次のリストは,perl と連携して関数のグラフを描画します。
ただし,タイプセットするには,丸ごとパックだけではダメで,
訂正版で上書きしてあることが前提です。
エラーなくタイプセットできましたか。タイプセット結果は下のようになります。
アンインストール †
- emath はレジストリには手を触れていませんから,
関連ファイル (emath.sty など)を削除するだけです。
- なお,統合環境などで platex の起動オプション
-shell-escape
を付加した場合は,それも削除しておきます。
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