\emathPut 文字列・図形を任意の場所に配置します。
定義されているスタイルファイル †emathPh.sty 書式 †
例 †基本例 †文字列・図形を任意の座標に配置します。 文字位置の調整(1) --- 方位指定 [n/s/w/e] †これでは,文字列 A や B が線分と重なってしまい具合がよくありません。 このような時は文字列 A ,B の配置を微調整します。 上記では点 \A に配置する文字列 A を w (西)に, 点 \B に配置する文字列 B を e (東)に修正しています。 詳しい設定は 簡易文字列配置指定 をご覧下さい。 文字位置の調整(2) --- (dx,dy)[lcr/tcb] †上記では 文字位置の調整(3) --- (dr,dθ)[lcr/tcb] †上記では点 \A に配置する文字列 A を点 \A を中心として半径 5pt,偏角 180°の位置に, 点 \B に配置する文字列 B を点 \B を中心として半径 5pt,偏角0°の位置に配置しています。半径の指定は単位付きの数値となります。 詳しい設定は 標準の文字列配置指定(微調整:極座標) をご覧下さい。 また,座標軸に垂線を下ろす syaei オプションを使用したときに文字列の配置を調整する key で [houi=..] もありますのでリンク先をを参照してください。 文字列の回転 †文字列の回転(その1) [kaiten=..] †文字列を回転させます。kaiten=val 形式で指定します。val には回転角を度数法で指定します。 まずは,直線を描画してそこに関数の名前を表示してみましょう。 これでは,直線と文字列が重なって格好が悪いですね。 そこで kaiten オプションを使ってみましょう。 これで見栄えがよくなりました。他の方法として houkou オプション,または from オプションと to オプション を利用する方法があります。 文字列の回転(その2) [houkou=..] †文字列を回転させます。houkou=val 形式で指定します。val には方向ベクトルの成分を指定して,文字列はそのベクトルと平行に表示されます。 このとき,方向ベクトルの成分は (1,1) ですが,houkou=(1,1) と指定すると (1,1) に 含まれる ',' が key の区切りとして判断されるのでエラーになります。 正しくは houkou={(1,1)} と指定します。他の方法として kaiten オプション,または from オプションと to オプション を利用する方法があります。 また,今回は偶然にも方向ベクトルと点Aの位置ベクトルが一致しているので 次のようにもできます。 文字列の回転(その3) [from=.. , to=..] †文字列を回転させます。from=val1,to=val2 形式で指定します。val1 には 方向ベクトルの始点となる点の座標を,val2 には方向ベクトルの終点となる点の 座標を指定します。 文字列はそのベクトルと平行に表示されます。 このとき,始点や終点の座標を from=(0,0),to=(1,1) と指定すると (0,0) の "," が key の区切りと判断されるのでエラーになります。 正しくは form={(0,0)},to={(1,1)} と指定します。他の方法として kaiten オプション,または houkou オプション を利用する方法があります。 また,今回は偶然にも(??当たり前か)始点の座標と点 O の座標が, 終点の座標と点 A の座標が一致しているので次のようにもできます。 色指定 †文字列に色 †文字に色を付けるのに,\color コマンドを用いると, 半角空白分のズレ が生じることがあります。\textcolor コマンドを用いることを推奨します。 背景色の指定(白抜きなど) †塗りつぶしたブロックに,白抜きで文字列を配置するには, \colorbox コマンドを用います。
軸に垂線を引く [syaei=.. ] †x軸,y軸に垂線を引きその足にそれぞれx座標,y座標を表示します。 syaei=val の val には xy,x,y の3通りが指定できます。
それぞれ x軸とy軸の両方,x軸のみ,y軸のみ に垂線を引き座標の成分を軸上に表示します。 syaeiオプション を使用したときの文字列の位置を調整 [houi=..] †配置する文字列の位置を調整します。簡易文字列配置指定の文字列の配置指定を指定します。 syaeiオプション で垂線の足に表示された文字列(座標)の変更 [xlabel=.. ,ylabel=..] †xlabel,ylabel でそれぞれx軸,y軸に表示された文字列を変更します。 座標の成分が整数であれば特に問題はないのですが,小数になったときは xlabel,ylabel を用いて表示する文字列(座標)を変更します。 syaeiオプション で軸に表示された文字列の微調整 [xpos=.. ,ypos=..] †xpos,ypos でそれぞれx軸,y軸に表示された文字列の位置を微調整します。
syaeiオプション で引かれた線分の種類を指定(その1) [syaeisensyu=..] †syaei オプションで引かれた線種を変更します。
syaeiオプション で引かれた線分の種類を指定(その2) [dash=..] †syaei オプションで引かれた線種を指定。 このオプションは pszahyou(*) 環境でしか使用できません。 指定の方法は \setdash を参照してください。 syaeiオプション で引かれた線分の種類を指定(その3) [hasenLG=..] †syaei オプションで引かれる破線の形状を変更します。 dash=.. オプションの場合,コーナーが不明確になったり,射影線が座標軸から浮き上がったったりすることがあります。
syaeiオプション で引かれた線分の太さを指定 [linewidth=..] †syaei オプションで引かれた線分の太さを指定。 このオプションは pszahyou(*) 環境でしか使用できません。 指定の方法は \setlinewidth を参照してください。 syaeiオプション で引かれた線分の色を指定 †syaei オプションで引かれた線分の色を指定。 このオプションは pszahyou(*) 環境でしか使用できません。 注意事項 †
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