\fpcalcval

fp パッケージを用いて,計算結果を受け取ります。
\calcval が perlを呼び出すのに対して,
\fpcalcval は TeX のマクロで処理します。
 

定義されているスタイルファイル

emfpcalc.sty

書式

\fpcalcval#1#2

  • #1: fp パッケージの計算式
  • #2: 結果を受け取る制御綴

四則演算

四則演算は
  + - * /
を用いて記述されます。
sisoku01.png

巾は
 **
で表わします。
beki01.png

累乗根

平方根に対しては emfpcalc.sty で定義されている
  sqrt(.)
を用います。
その他の累乗根は,
  分数指数の巾
として処理します。
root01.png

三角関数

三角関数は
  sin(.), cos(.), tan(.)
が定義されています。引数は弧度法です。
度数法を用いるには
  Degsin(.), Degcos(.), Degtan(.)
を emfpcalc.sty で用意しました。
sin01.png
  • fpパッケージで,円周率は
      \edef\FPpi{3.141592653589793238}
    として定義されています。

逆三角関数

逆三角関数は
  arcsin(.), arccos(.), arctan(.)
が定義されています。結果は弧度法です。
度数法を用いるには
  Degarcsin(.), Degarccos(.), Degarctan(.)
を emfpcalc.sty で用意しました。
arctan01.png

指数関数

自然対数の底 e を底とする指数関数 y=e^x の関数値は exp(.) として求められます。
perl を用いた計算と比較してみます。
exp01.png
  • fpパッケージで,自然対数の底 e は
      \edef\FPe{2.718281828459045235} として定義されています。

対数関数

自然対数 y=log_e x の関数値は ln(.) として求められます。
perl を用いた計算と比較してみます。
log01.png
一般の対数は,logii(底,真数) を用います。
log02.png

四捨五入

四捨五入した結果を得るには
  round(数値,小数部桁数)
を用います。
round01.png
  • 切り捨ては trunc です。
  • 小数部末尾の不要な 0 を除去するのが clip です。

注意事項

  • 式に制御綴を含む場合
    TeX の制御綴は展開されますが,
    負の数の場合,注意が必要です。
    下の場合,エラーとなります。
    error01.png
    \aval-\bval は,展開されて 1--2 となって文法エラーを惹起します。
    正しい式を作るには \bval を (...) で括ってやります。
    すなわち \aval-(\bval) とすれば,1-(-2) となり,
    正しい結果が返ります。
    error02.png
    • 上の例で,\aval も括弧で括って
        \fpcalcval{(\aval)-(\bval)}
      としてもよいわけで,
        制御綴は (....) で括れ
      が安全策です。

関連事項


添付ファイル: filesisoku01.png 310件 [詳細] filesin01.png 333件 [詳細] fileround01.png 273件 [詳細] fileroot01.png 311件 [詳細] filelog02.png 333件 [詳細] filelog01.png 319件 [詳細] fileexp01.png 363件 [詳細] fileerror02.png 326件 [詳細] fileerror01.png 300件 [詳細] filebeki01.png 253件 [詳細] filearctan01.png 316件 [詳細]

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Last-modified: 2015-03-16 (月) 08:43:42 (1621d)