normallineskip

emath.sty のロードオプションです。
行間をコントロールする要素を jarticle.cls と揃えます
 

定義されているスタイルファイル

emath.sty

書式

\usepackage[normallineskip]{emath}

解説

行間は欧文と和文では異なります。

           article.cls jarticle.cls emath
lineskip        1            1       3+.5
lineskiplimit   0            0       2   
baselineskip   12(15)       15(18)  15(15) (フォントサイズが 10pt の場合)
         (括弧内は,別行立て数式の行ピッチ)
  1. 和文の場合,本文の行ピッチが欧文に比して大きくとられるのは当然ですが,
    つられて別行立て数式の行ピッチまで大きくなってしまうのは迷惑です。
    ということで,emath では,別行立て数式の行ピッチは欧文に揃えています。
    具体例です:
    欧文 LaTeX で2次の正方行列を amsmath の pmatrix環境で表したものです。
    matrix00.png
    (注)欧文ですから \ ではなく,バックスラッシュです。
     
    使用クラスを article.cls から jarticle.cls に変更しただけで行ピッチが変わります。
    matrix01.png
    (注)以上二つの例では,emath は登場していません。
    emath.sty では,欧文と同じ行ピッチとなるように修正しています。
    matrix02.png
  2. emath を使用する文章では,本文に分数など \displaystyle の数式が登場します。
    そのため,縦が窮屈になります。それを防ぐため
      lineskip, lineskiplimit
    を jarticle.cls の設定より大きめにしています。
     
    まずは,jarticle.cls の状況確認です。
    本文中に displaystyle の数式が登場すると,上下行との間隔が窮屈です。
    lineskip01.png
    emath.sty を用いた場合です。上下行との間隔が少しゆったりします。
    lineskip02.png
    • 行列の行間については,前項で指摘した通りです。
    • emath では,\dfrac よりは \bunsuu,
      pmatrix環境よりは \gyouretu を使いたいのですが,
      ここでは,jarticle.cls との比較をするため,あえて \dfrac, pmatrix環境を用いています。
  3. これら emath 独自の設定を拒否するためのロードオプションが
       [normallineskip]
    です。このオプションを附加すると,行間要素はすべて jarticle を使用した場合に揃います。
    lineskip03.png

関連事項


添付ファイル: filelineskip03.png 254件 [詳細] filelineskip02.png 246件 [詳細] filelineskip01.png 267件 [詳細] filematrix01.png 252件 [詳細] filematrix02.png 252件 [詳細] filematrix00.png 257件 [詳細]

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Last-modified: 2012-01-09 (月) 16:48:15 (2723d)