psZahyou環境 空間座標を PostScript により描画し,記述された EPSファイルを読み込みます。 定義されているスタイルファイル †emathPs.sty 書式 †\begin{psZahyou}[#1](#2,#3)(#4,#5)(#6,#7) .. \end{psZahyou} 座標空間を設定し,座標軸を描画します。 \begin{psZahyou*}[#1](#2,#3)(#4,#5)(#6,#7) .. \end{psZahyou*} 座標軸を描画しません。
例 †基本例 †x座標,y座標,z座標の範囲を指定して,空間座標を描画します。 psZahyou環境では,原点記号,座標軸名称などは記入されません。 必要に応じて附加してください。 その際,原点は \O に,座標軸の両端は \iiiXMAX など に保存されています。 単位長の変更 †単位長を変更するオプションが ul=.. です。ここで,単位長とは, 描画する座標平面の単位長 です。また,右辺値は単位付き長さです。 デフォルトでは, Ex={r(.667,-138)},Ey={(1,0)},Ez={(0,1)} ですから,下図では OC=OD=10mm, OA=6.67mm となります。 基本ベクトルの変更 †x軸方向の基本ベクトルを変更するオプションが Ex=... です。右辺値は,描画する座標平面におけるベクトルの成分表示 (x成分,y成分) : x成分, y成分は実数 または極座標形式で r(距離,偏角) : 距離,偏角は実数で,偏角は度数法表記 です。ただし,右辺値に`,'が含まれますから, 右辺値全体を{...}で括っておく 必要があります。 同様に,y軸,z軸方向の基本ベクトルを変更するオプションがそれぞれ Ey=.., Ez=.. です。 余白設定(1) †描画範囲外に文字などを配置したいことがあります。 左右上下一律でよい場合は Yohaku=.. オプションで済みます。右辺値は単位を伴う長さです。 余白設定(2) †下図では,右半分が空いています。 x, y, z の範囲は,いずれも 0〜1 ですから P(0,1,1), Q(1,1,1) は描画範囲に含まれていなければなりません。 従って描画範囲は正しく設定されています。 この場面では,3角柱の右には余分の空白があるように見え, 逆に,上下左は頂点記号がはみ出しています。 ということで,上下左右を一律に余白調整するわけにはいきませんから, Ueyohku=.. : 上余白の調整 Sitayohaku=.. : 下余白の調整 Hidariyohaku=..:左余白の調整 Migiyohaku=.. : 右余白の調整 オプションで個別に調整します。右辺値は,単位つきの長さですが, 負の値も許容されます。 注意事項 †
関連事項 †
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