\ruizyoukon a の n乗根 を表す記号で n の位置などを修正します。 定義されているスタイルファイル †emath.sty [2007/05/13] 書式 †\ruizyoukon[#1]#2
\leftrootdefault#1 \uprootdefault#1 例 †基本例 †a の平方根は \sqrt{a} ですが,三乗根は \sqrt[3]{a} と表記します。一般に n を左に †n乗根の n を左に動かすには,amsmath.sty の \leftroot というコマンドを用います。 n を上に †さらに上にもあげようというのが \uproot です。 屋根の高さ †下の第1式,左辺では,a, b の高さが異なるため,2つの累乗根記号の高さが不揃いとなっています。 これを揃えるには,a の方に bと同じ高さの支柱 \vphantom{b} を補うことになります。→ 2行目の式
\ruizyoukon †ややこしくなってきましたから,マクロ化したものを \ruizyoukon としました。すなわち \sqrt に \leftroot{2} \uproot{1} \vphantom{b} を組み込んでいます。 なお,[n]オプションをつけなければ平方根を表します。 (この場合は,\vphantom{b}のみが組み込まれます。) \leftroot 初期値の変更 †n乗根の n をもっと左に寄せたい,ということなら \uproot 初期値の変更 †上下動です。 二重根号 †下の図で,1行目左辺の二重根号において, 外側の根号と内側の根号の間が空き過ぎ というご意見があります。 対応法に外側の累乗根を \textstyle とする方法があります。emath では \textstyle\ruizyoukon の省略形 \truizyoukon を用意しています:2行目 関連事項 † |