\tyuu

tyuukai環境において,左側(解答文)に付けた注釈を右側(注釈領域)に出力させます。
 

定義されているスタイルファイル

emathBk.sty

書式

\tyuu<#1>[#2]#3
  • #1: 注釈の縦位置微調整量
      または
    key=val で有効なキーは
    • tatehosei : 注釈の縦位置微調整量(他のキーと同時に使うとき)
    • yokohosei : 注釈の横位置微調整量
    • fboxsep : 注釈が入っている見えない箱と文字との間隔
    • label : 別行立て数式行で,注釈をつけた行にラベルもつける
    • tag : 別行立て数式行で,数式番号に対する例外処理
  • #2: 注釈記号の局所的変更
      または
    key=val で有効なキーは
    • tateidou : 注釈を上下に移動します。
\tyuumark#1

基本例

tyuukai環境で設定された擬似二段組で,左段落の注釈を右段落に出力させます。
下の例では,文字「お」と「か」の間に,\tyuu{...} コマンドが配置されていますが,
出力位置は「か」と同じ行の右段落です。
tyuu01.png

縦位置微調整

注釈を付加する行に,\displaystyle の数式があるときなど,注釈の位置を修正したくなることがあります。
tateiti01.png
その修正をするためのオプションが <...> です。
引数は,単位を伴った(符号付)長さです。
  正の量で,下方に
  負の量で,上方に
移動します。
次の例は,先の例を 0.4\baseline だけ上方に移動しています。
他のオプションと併用するときは<label=hoge,tatehosei=-.4\baselineskip>のようにします。
tateiti02.png

注釈記号の変更

注釈の先頭には,注釈記号(左向き矢印:$\longleftarrow$~)が付けられます。
この記号を変更するコマンドが \tyuumark です。
tyuumark01.png
  • デフォルトの矢印は LaTeX の矢印ですが,これを zahyou(*)環境で使用しているものに 変更するには
    tyuumark03.png

注釈記号の変更(局所的)

\tyuumark コマンドによる変更は,その範囲内すべての \tyuuコマンドに影響します。
特定の \tyuuだけ変更したいときは,\tyuu に [..]オプションを付加します。
tyuumark02.png

注釈縦位置の移動

注釈が長文になると,2か所の注釈が重なってしまうことがあります。
tateidou01a.png
このような場合,注釈を上下に移動するためのオプションが
  [tateidou=..]
です。右辺値は単位を伴った長さで,
  正の場合,下方に
  負の場合,上方に
移動します。
tateidou02a.png
  • この場合の注釈記号である,折れた矢線は zahyou*環境で描画されます。
    したがって,鏃はデフォルトの$\longleftarrow$とは異なります。
      \tyuumark{\Phtyuumark}
    として切り替えておく方がよいでしょう。
  • 鏃を $longleftarrow$ と同じ物にするマクロが
      掲示板 #6548〜
    にあります。

注の文字サイズ

注は \footnotesize で出力されます。これを変更するには
  \def\MigiRangaiMozisize{\footnotesize}%
を再定義します。

別行立て数式に対する注釈

一般の場合

別行立て数式に対しても普通のテキストと同様に
各行それぞれに \tyuu によって,当該行の注釈領域に注が出力されます。
betugyoutate01.png
数式番号を付与しない別行立て環境に対しても同様です。
betugyoutate02.png

\label との併用

数式番号を付与する別行立て数式環境において,
\tyuu を付与する行に \label をつけるには
  \tyuu<lagel=....>
とオプションをつけます。
label01.png

\notag との併用

数式番号を付与する別行立て数式環境において,
特定の行には数式番号を付与しないために \notag を用いることがありますが,
その行に \tyuu を併用するには
  \tyuu<tag=notag>
とオプションをつけます。
notag01.png

\atag との併用

数式番号を付与しない別行立て数式環境において,
特定の行には数式番号を付与するために \atag を用いることがありますが,
その行に \tyuu を併用するには
  \tyuu<tag=atag>
とオプションをつけます。
atag01.png

mawarikomi環境内の場合

mawarikomi環境内で,別行立て数式に \tyuu を用いるとうまくないことが起きます。
下の例で,3, 4 式に対する注釈は正しくついていますが,1, 2式に対する注釈はいけません。
mawarikomi02.png
図を飛び越える必要がある場合は,\tyuu に代えて \tyuu* を用います。
mawarikomi03.png
  • mawarikomi環境内で,テキスト部に注釈を付ける場合は,何の問題もありません。
    (\tyuu* を用いる必要はありません。)
    mawarikomi01.png

注意事項

  • tyuukai環境自体は,ページをまたぐことが出来ますが,
    \tyuu によって付与される注釈はページをまたぐことは出来ません。
    tateidou 等により,ページ内に収める・分割する等の対応が必要です。

関連事項

  1. tyuukai環境
    6008

添付ファイル: filetateidou02a.png 341件 [詳細] filetateidou01a.png 234件 [詳細] filelabel01.png 236件 [詳細] filetyuumark03.png 373件 [詳細] filetyuumark02.png 399件 [詳細] filetyuumark01.png 428件 [詳細] filetyuu01.png 439件 [詳細] filetateiti02.png 432件 [詳細] filetateiti01.png 425件 [詳細] filenotag01.png 215件 [詳細] filemawarikomi03.png 355件 [詳細] filemawarikomi02.png 255件 [詳細] filemawarikomi01.png 402件 [詳細] filebetugyoutate02.png 343件 [詳細] filebetugyoutate01.png 255件 [詳細] fileatag01.png 297件 [詳細]

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Last-modified: 2011-12-29 (木) 14:53:51 (2670d)