発言者: tDB
発言日: 2005 08/27 12:56
発言元: 58.0.90.11
> プリアンブルとはソースのことですか?
いえ、違います。
ソースの先頭
\documentclass.....
から
\begin{document}
の直前までをプリアンブルといいます。
説明の便宜上、お示しのリストに行番号を振ります:
001:\documentclass[fleqn,a4j]{jarticle}
002:\usepackage{calc}%
003:\usepackage{ruby}%
004:\usepackage{emathPp}%
005:\usepackage{emathOld}%
006:\usepackage[dvipdfm]{emathPh}
004と006が矛盾して、エラー
! LaTeX Error: Option clash for package emathPh.
が発生します。矛盾の説明です:
004 で、emathPh.sty も読み込まれます。
(この件については、当サイト「丸ごとパック」ページの下部
emath family の相関図をご参照願います。)
004 にはロードオプションがついていませんから、デフォルトの
[dvips]
とみなされます。
そのあとで 006 ではロードオプション [dvipdfm]がついていますが、
後出しで、前の [dvips] と矛盾して tex は立ち往生で、エラー終了します。
対策は、一番初めの emathP*.sty をロードする段階で [....] オプションをつけます。
修正したリストです:
001:\documentclass[fleqn,a4j]{jarticle}
002:%\usepackage{calc}% この行不要
003:\usepackage{ruby}%
004:\usepackage[dvipdfm]{emathP}% emathPp ---> emathP
005:\usepackage{emathOld}%
006:%usepackage[dvipdfm]{emathPh}% この行も不要
さらに
008:\usepackage{amsmath,emath,emathP,emathE,emathW,epic,itembbox,hako}
は、不要部分を削って
008:\usepackage{emathW,itembbox,hako}
とします。
(先に述べた emath family の相関図でご確認ください。)
▼関連発言
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│ └◆3510:Re[12]:jpeg画像が取り込めません [tDB] 08/27 14:51
│ └◆3512:Re[13]:jpeg画像が取り込めません(解.. [kimu] 08/27 16:27
└◆3511:jpeg ---> eps [tDB] 08/27 16:25
└◆3513: 補足 [tDB] 08/27 16:39<-last