発言者: tDB
発言日: 2005 01/11 10:42
発言元: ntchba100170.chba.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp
> A={x| x < -4 , x > 1 }
> B={x| -3 =< x < 5}
> のとき、A と B の和集合 {x| x < -4 , x >= -3 }
> を数直線に斜線をひいて図示したいのですが…
>
> sampleP.dvi の p.115 連立不等式の解を図示する例の
> \KTkukan を用いればよいのかとも思うのですが、
そうですね。
KT(共通区間)と称していますが,
計算で求めているわけではなく,
引数に与えるのですから,
どんな区間でもよいのです。
> 引数の意味とかはどこを見ればよいのでしょうか?
このコマンドに関しては,説明をしていませんでしたから,
ここに記しておきます。
-------------------------------------
\KTkukan[#1]#2#3
#1 : 各区間のラベル指定オプション
#2 : 各区間を`;'区切りで並べる
#3 : 結果の区間
区間は
開区間 : (-3,5)
閉区間 : [-3,5]
半開区間 : (-3,5], [-3,5)
無限区間 : (,-3), (5,)
などと表す。
ラベル指定オプションは,
デフォルトは [auto] で,\maru1, \maru2, .....が付与される。
各不等式に \label がついているときは,ラベル名を`;'区切りで並べる。
[] と指定すれば,区間にラベルはつかない。
下の \kukantakasa を用いて,自由に配置してもよい。
区間を表す横罫線の y座標は \kukantakasa で,そのデフォルト値は 0.5
層を重ねるときは,その 2, 3, ... 倍となる。
-------------------------------------
> 他にも、コマンド類のオプションの意味とかが一覧できる
> ようなマニュアル(ドキュメント)はどこかにありますか?
sample*.tex に,私の覚書がある程度です。
ご不明の点は,この掲示板でお尋ねください。
以下,サンプルリストです。
% ---------------------------------------
\documentclass{jarticle}
\usepackage{emathPh}
\begin{document}
\begin{zahyou*}[ul=6mm](-8,8)(-.5,1.5)%
\ArrowLine{(\xmin,0)}{(\xmax,0)}% 数直線描画
\Put{(\xmax,0)}[s]{$x$}% 右端に軸名称
\Put{(-4,0)}[s]{$-4$}% 目盛り
\Put{(-3,0)}[s]{$-3$}% 〃
\Put{(1,0)}[s]{$1$}% 〃
\Put{(5,0)}[s]{$5$}% 〃
\KTkukan{{(,-4)|(1,)};[-3,5)}{(,-4)|[-3,)}% 区間図示
\end{zahyou*}
\end{document}
▼関連発言
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