発言者: tDB
発言日: 2008 10/23 08:23
発言元: ntchba180086.chba.nt.ftth.ppp.infoweb.ne.jp
enumerate.sty で拡張された enumerate環境の
[...] オプション内に記述されるものは,
数ではなく,文字列
です。
その文字列の内,特殊な役割を持つものがあります。
(その文字をメタ文字と呼ぶこともあるようです)
1 もメタ文字の一つで,\item が呼ばれるごとに
1, 2, 3, 4, ......, 59, 60, 61, 62, ......
と姿を変えていきます。
従って [41] とすれば,
4 はメタ文字ではないから 4 のまま
1 はメタ文字
ですから
41,42,43,44,...,49,410,411,....,499,4100,.....
と進行します。これは [(1)] と指定した場合,
(1),(2),(3),(4),....
と進行するのと同じです。
また,[11]とすれば
2個のメタ文字1, 1
が共に進行しますから
11,22,33,...,99,1010,1111,......
となる,というが enumerate.sty の仕様です。
emath はこれに従っているだけのことです。
もっとも,emath では,メタ文字を若干増やしています。
それについては,sample.pdf の
7. enumerate環境の機能拡張}
7.7 enumerate環境のオプション文字の追加
をごらんください。
▼関連発言
│
└◆7632:edaenumerateのナンバリングに関して [boo] 10/23 01:23
├◆7633:Re:edaenumerateのナンバリングに関して [boo] 10/23 02:58
│└◆7638:初期値の変更 [tDB] 10/23 08:32
│ └◆7639:Re:初期値の変更 [boo] 10/23 11:13
├◆7634:Re:edaenumerateのナンバリングに関して [石原 守] 10/23 07:34
│├◆7635:Re[2]:edaenumerateのナンバリングに関して [石原 守] 10/23 07:44
││└◆7640:Re[3]:edaenumerateのナンバリングに関して [boo] 10/23 11:17
│└◆7642:Re[2]:edaenumerateのナンバリングに関して [boo] 10/23 14:43
├◆7636:Re:edaenumerateのナンバリングに関して [tDB] 10/23 08:22
│└◆7641:Re[2]:edaenumerateのナンバリングに関して [boo] 10/23 14:38
└◆7637:メタ文字 [tDB] 10/23 08:23
└◆7643:Re:メタ文字 [boo] 10/23 14:43<-last